第三者的に見て道理に適(かな)っているかを意識しています。
実験をしていて結果が出た時、それに対して合理的な判断が出来なければいけません。実験誤差なのか、もしくは有意差なのか、それらは実験器具や機械の精度の問題なのか、それとも別の現象が発生したせいなのか、などその場に応じた筋の通った理由を見つけ出し、間違いがないことを確認する必要があります。
私は大学4年生で卒業研究を任せられて以降、合理的に判断することの重要性を強く意識することが出来ました。それは卒業論文や投稿論文などを書く際に、第三者である査読者を納得させ得る合理的な論理を明示出来ないといけないからです。
また、合理的ということは無駄がなくて効率的であることも意味します。旅程のルート選択から、家事の段取りなど、日常生活でも合理的に考えることを意識してトレーニングのように楽しんで実践しています。