自称「完璧主義」の裏に隠れていた臆病な自分
私は課題に手をつけることが遅いタイプでした。
手をつけないからといって怠けているかというとそうではなく、優先順位の低い課題から取り組むのです。
それが運動で言う「助走」ならいいのですが、今考えてもあれは先延ばしでしかなかったと思います。
完璧主義者は目標が高過ぎるあまり着手が遅くなりがちとされています。
だから、私も自分の先延ばしグセはそのせいだと思っていました。
しかし考えてみると、優先順位の低いものからこなすのは、肝心の成果が低かったときの言い訳作りに過ぎないと気付きました。
「あっちで忙しかったから、こっちでは成果を出せなかった」という言い訳が弱い自分はほしかったのです。
私は自称「完璧主義」であり、その本質は臆病だったのです。
今それを克服できつつあるのは、健康や体型に気を遣い始めたおかげだと思います。
体に良い食事や適度な運動は、メンタルと良い影響をもたらすのだといま身をもって実感しています。