これは臆病から出た言葉ではない!!
その様な日々が続き、さすがに少々気分が滅入る毎日であったが、上は見ていた。その上司の上司、つまり部長職の人が、毎日それらのことを観察していた。ある日部長に呼ばれ、私の上司の私から見た評価や、周りの評判を含め詳細に質問があった。いくら気に食わない上司であっても、そこは社会の上下関係である。正直に言いたいところではあったが、じっと我慢して悪口は全く言わず、逆に良いところ和探して言うようにした。
部長はいろいろな人を呼んで、評価を聞いたようである。その人たちから、私はちゃんと物も言えない臆病者と言われたようであるが、逆に後日部長からは褒めて頂いた。決して、臆病からの発言ではなく、社会人として、立派だとの事であった。