ライバルの活躍を自分の力に変えます
私は高校の陸上部で中長距離の選手でした。1年生の冬の事ですが、10月くらいから膝が痛くて満足なレースが出来なくなってしまいました。痛みは5月まで続いたので一冬ずっと走れなかったことになります。この時の痛みは一進一退ではなくてずっと続く痛みでした。
最初のうちはどうしても折れそうになる心に負けて練習もサボりがちになりましたが、別の高校に進んだ中学のころの同級生が県のトップレベルの選手に昇っていくのを見て刺激を受けました。「負けてはおれん」と。
やれることを探した結果、体幹や脚部の筋トレを毎日16時から最低19時まで続けました。中長距離の選手でこれほど筋トレを行う選手は少ないのですが、筋持久力の向上を目的に必死で行った結果、2年生の5月には1500mで15秒タイムを短縮し、県でトップレベルのタイムを出すことができました。