負けず嫌いですが、対象は人ではなく自分自身
負けず嫌いな性格は一つ間違えると他人をも蹴落とす性格になってしまいます。子供の頃母から「人に負けたくないという気持ちは確かに大切だけど、その前に自分自身に負けてしまうことが何も得ることなく終わってしまうことを覚えておきなさい」と言われ、人に対しての対抗心は薄れていきました。
その言葉で得たものは「これができるようになりたい」という気持ちに変わりました。自分自身こそが負けたく無い相手であると認識をすると物事に対する意欲や努力が苦痛ではなくできるようになるまでの過程と思えてきます。
人に対抗心がなくなると皆で切磋琢磨しながら自分の持つ知識を共有することにも何の抵抗もなくなります。
自分自身に対する負けず嫌いがもたらした結果は、知っていることは人に教え人に任せる。
そして自分は楽をするのではなく、新たなステップに一歩を踏み出す時間ができることを学びました。