「お天道さまに恥ずかしくなく」祖母がくれた誠実に生きる教え
子供のころ、祖母と散歩に行くとよく「お天道さまは見ているよ」「お天道さまに恥ずかしくない生き方をする子が一番幸せになれるんだよ」と話してくれました。
特になにかの信仰があるわけでもなかった私は、クリスマスにケーキを食べて正月には初詣、お盆には墓参りという日本人らしい生活をしていますが、
人生の中で「はたしてこれはしてもよいことだろうか?」と考えたときに、誰かに叱られるとか損をするからではなく、「お天道さまに恥ずかしくなく、胸を張って顔をあげられるかどうか」と考えている自分に気づきます。
そのため、誰も見ていなくても地域や社会のルールは守り、落ちているものは交番や最寄りの店へ届けます。
また、儲け話や勧誘などを受けた時も、道を踏み外すことなくやってこられました。